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2007年05月16日

喧嘩のあとは、、

beck2002seachange.jpg

一般論じゃなく 経験から「なんとなく、、思うんだよね」の
話です。

この2002年に出たBECKのアルバム すごく好きなんですよ。
で どう言ったらよいのか、どの曲が好き嫌いと言う事じゃなく
流していると 何故か落ち着いてくる、身持ちよい、いい波動が
伝わってくるわけですよ。そういうCD、レコードは「聞こう!」と
自発的に意識しなくても 向こうから自然に忍び寄ってくる。
同じようなCDで ちと古いけれど 1992年 Sadeの「Love Deluxe」
も似たような感じがしました。

BECKのこのアルバムのタイトルは「Sea Change」。
意味は「激しい変化」を意味するらしい。
海のような大きな変化、、というか?
でこの変化はなにかというと彼はこの時期、離婚したらしんだよね。
偶然にもSadeのアルバムも恋人と別れたか?離婚?の後に出したCDだった。
「離婚」「別れ」に意味があるわけではなくて 自分の気持ち(感情)に大きな
(想像以上の)負荷がかかった、経験をした、そういう事があった という事
だと思うんですよ。

で こういう経験(他人との対立)は何故か作曲に影響を与えます。
自分も 激しく争った後とかにポツンとピアノに向かって 何か無意識に
弾いた曲は 不思議な癒しの力を内包してるんですよ(誤解のないように)
そういう事が多いと感じる。
それは「いい曲だ、よくない曲だ」という事を超えて!という意味で。

昔 坂本龍一の『シェリタリングスカイ」の曲の中に 曲の事で
監督のベルトリッチと激しい口論になり、その直後に作ったというピアノ
の曲が入っているのですが(確か?)
その曲も 不思議な波動を放ってます。

こういう音 音楽「ヘイヘイヘイ」「ミュージックステーション」などでは
決してお目にかかれないし、ひょっとしたら 当の本人も無理かもしれない。
結局 こういう質の音、音楽はCD、レコードと言った記録媒体を通じてしか
得られない、聞く事ができない。 しかも期間限定(二度と再現できない)
大事な要素を含んでると思う。言葉では伝えきれない「儚さ」を感じる。
まさに 我々は音にならない音も ちゃんと聞いているんだと思います。

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